- 「百人一首」
カルタの大きさに、つけペンを使って書き上げた百枚の中の一部です。草稿なしに、百首全ての散らし(文字の配置)を変えて書き上げました。 - 「誠実にただ誠実に生きて来し六十八年
・・・」
つけペンを使って色紙に直接書き上げた作品です。普通のつけペンでも、書き方によってはこんなに太い細いの変化をつけることができます。 - 「はるのよの ゆめばかりなる 手枕に
かひなくたゝむ 名こそをしけれ」他
最初は淡く小さめに書き始め、徐々に行を高くしていき、墨(スミ)の溜った部分で山場を作り、朝日が力強く昇るイメージを表現しています。 - 「獨(独)」
この作品は、細い一本一本の線でひとりぼっちの淋しさや侘しさを表し、線の動きと変化によって、決して「孤独」ではない強さとしなやかさを持たせてみました。